生体電流で自律神経を整えよう!自律神経との関係性や効果的な整え方

生体電流は身体に流れる微弱な電流のことであり、自律神経と密接な関係があります。生体電流は細胞膜内外で発生する電位差によって生じ、神経伝達や筋肉の収縮、ホルモン分泌等、生命活動のあらゆる場面で重要な役割を果たしています。身体の健康状態にも影響しており、流れを整えることで血行促進や免疫力の向上・ストレス軽減・リラックス効果等のメリットがあります。今回は、生体電流と自律神経の関係性や生体電流が乱れる原因や整え方を解説します。

生体電流と自律神経の関係性

自律神経は神経の中でも心拍数や血圧・消化機能等を調整する役目を持っています。神経は電気信号が流れることで情報を伝えており、自律神経は生体電流の変動と密接な関係を持っています。そのため、生体電流が変動すると自律神経のバランスを崩す要因の1つになることがあります。生体電流を整えることで、自律神経を調節する効果があります。

生体電流とは?

生体電流とは体に流れる微弱な電気のことを指します。人間の身体には常に微弱な電気が流れており、血液やリンパの流れ、脳や心臓の動きに影響を与えています。例えば、心臓の拍動は心臓に流れる電気によって制御され、脳は神経を回路として電気信号を伝えることで身体を動かします。自律神経の状態が生体電流を狂わせることもあれば、生体電流の変動が自律神経の不調を起こすこともあります。このように生体電流と自律神経は密接に結びついています。

自律神経とは?

自律神経は人間の身体にある神経系の一部です。腕や足のように意識して動かすわけではなく、寝ている間等の意識がない状態でも身体の活動を制御しており、呼吸や消化、体温の調整等、幅広い役割を持っています。自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類から成り立ち、それぞれ役割が異なります。例えば、交感神経は運動時等、人が活発に動ける状態にする働きに対し、副交感神経は寝る前等の身体を落ち着かせる働きをします。交感神経と副交感神経はどちらが良いというものではなく、それぞれがバランスを取って身体を調整しているのが正常な状態です。

生体電流が乱れる原因

生体電流が乱れる原因はさまざまありますが、以下のようなものが考えられます。

  • ミトコンドリアの不調
  • 生活リズムや食生活の乱れ
  • 電磁波
  • 加齢
  • ストレス

生体電流の乱れと身体の不調はどちらが先か明言できるものではありませんが、それぞれの原因が悪循環を起こし、不調を起こす恐れもあります。以下でそれぞれの原因を詳しく解説します。

ミトコンドリアの不調

ミトコンドリアは、生物の細胞内にある活動に必要なエネルギーを作り出す器官です。ミトコンドリアは生体電流の発電所とも言われ、体に不調が起これば、人体に必要なエネルギーを供給することができなくなります。さらに、ミトコンドリアでエネルギーが製造されなくなると、身体の様々な場所が不調を起こし、悪化するとさまざまな病気の原因になると言われています。

生活リズムや食生活の乱れ

人の時間に関する感覚のことを概日リズム(サーカディアンリズム)と言います。概日リズムは脳によって制御されており、正しい睡眠や日光によって調整されています。昼夜逆転の生活や睡眠不足で生活リズムが狂うと、脳が概日リズムの調整を上手く行えなくなり、さまざまな不調を起こし生体電流のバランスを崩すのです。また、バランスの悪い偏った食事も必要な栄養素が不足し身体の細胞の機能に異常が生じるため、生体電流を乱す原因になります。

電磁波

現代は昔と違い、ラジオやテレビ・携帯電話等さまざまな電磁波が飛び交っています。特に、発電施設の周囲や送電施設等、強い電気が発生する場所・電気が流れる場所でも比較的強い電磁波が生じると言われています。IHヒーターに強い電磁波が利用されるように、熱を発生させることがありますが、非常に強い電磁波が町中で見られることはありません。微弱な電磁波が人体について与える影響についてもさまざまな議論が重ねられていますが、明確な答えはありません。しかし、電磁波が生体電流に影響を与える説もあり、不調の原因として訴える人もいます。

加齢

年を取ると臓器の機能低下や脳の萎縮、複数の要因の積み重ねにより、身体の不調を訴えることが多くなります。特に電気活動の中心である脳や神経が老化すると生体電流にも非常に大きな影響を及ぼします。生体電流が乱れると、脳や神経以外の身体にもさまざまな異常を引き起こすのです。

ストレス

精神的なストレスや肉体的なストレスも生体電流に影響を与えます。短期間のストレスである場合は自律神経によって調整され、大きな不調を起こすことはありません。しかし、長時間のストレスは自律神経で調節できず、ホルモン分泌の異常や高血圧、脳の異常な活動等を引き起こします。1つの不調が他の不調を引き起こし、大きな不調や病気につながる恐れもあります。

生体電流を整えることで得られる効果

生体電流と身体の状態は明確な上下関係にあるわけではありませんが、生体電流が身体に影響を与え、身体が生体電流に影響を与えます。一度乱れた身体は簡単に戻るわけではありませんが、生体電流を整えることで自律神経を回復させる等のさまざまな効果が得られます。以下では生体電流を整えることで得られる効果を具体的に解説していきます。

自律神経のバランスを回復させることができる

先述したように、自律神経と生体電流は非常に密接な関係性にあります。自律神経は興奮を担当する交感神経と、リラックスを担当する副交感神経のバランスで成り立っていますが、不調な時には2つのバランスが崩れています。例えば、交感神経が強く働いていると身体は不必要に緊張し、夜眠れなくなる等の不調が起こります。生体電流を整えることで、交感神経と副交感神経のバランスを元に戻し、身体の活動を正常に戻すことができます。

ストレス解消ができる

人がストレスに晒された時は、身体がストレスと戦うため交感神経が強く活動します。ストレスに長く晒されてしまうと交感神経が強い状態に固定化され、ストレスがなくなっても身体は緊張した状態を維持したままになってしまうのです。生体電流も同様に異常な活動状態になるため、生体電流を整えることで身体の緊張を解き、リラックスした状態に戻します。固定化した交感神経を副交感神経に戻すため、ストレスの解消につながります。

リラクゼーション効果がある

日常にストレスがない状況でも中々リラックスできないケースは、交感神経が強く働いているだけではなく、副交感神経が働きにくい可能性があります。副交感神経が働きにくいと、身体は完全にリラックスすることができません。生体電流を促すことで、副交感神経が優位になり、リラックスできるようなリラクゼーション効果を発揮します。

眠りの質を向上させる

睡眠の役割は長らく研究されていますが、脳の電気活動を整える説もあります。また、自律神経の活動は脳に影響を与えるため、睡眠にも影響します。特に、交感神経が優位なときは身体が戦闘態勢となっており、睡眠が浅くすぐに目が覚めてしまうでしょう。生体電流を整えることで、交感神経の活動を抑え、脳の電気活動を抑えることで睡眠の質を向上させ、より良い睡眠の手助けをすることができます。

ダイエット効果が期待できる

自律神経は代謝や血流・リンパの流れ等の調整もしています。生体電流を整えることで、血流が良くなるため各組織へと血が流れやすくなり、代謝も良くなります。代謝が良くなると脂肪の燃焼作用が期待でき、ダイエット効果も期待できます。また、リンパの流れが淀んでいると身体に水分が溜まりやすくなりますが、生体電流がリンパへ作用することで流れが改善され、余計な水分が排泄されると体重減少にも繋がります。

厳しい食事制限や過剰な運動によるダイエットと違い、急激に何kgも落とすようなことはできませんが、健康的で長期的なダイエットが可能です。

生体電流の効果的な整え方

生体電流を整える簡単な方法は運動や睡眠・マッサージ・ストレスを溜めない・食生活を整える等の日常的な生活の改善も重要です。また、生体電流を効果的に整える方法は以下のようなものがあります。

  • SP療法
  • ADテープ療法
  • ハンドセラピス®︎施術

それぞれの方法を具体的に紹介していきます。

SP療法

SP療法は磁気を持ったボタン状の小さな磁石をツボに貼ることで、生体電流を整える治療です。筋肉のバランスを整えたり、コリや痛みを改善させる等の効果が見込めます。しかし、SP療法は広く一般的に行われているわけではなく、特定の医院等で施術を受ける必要があります。また、何百年の歴史のあるお灸の知識を応用した治療法であり、技術を身に着ける勉強にも時間がかかるのが現状です。

ADテープ療法は特殊な金属の付いたテープをツボ等、特定の場所に貼ることで生体電流を整えることを目的とした治療です。肩こりや腰痛、痛みに対して効果があると言われており、自然治癒力を高めることを目的としています。施術中は身体を温め、リラックスした状態で行います。しかし、効果を疑問視している専門家も多く、近年ではADテープ療法を取り扱っている医院も非常に少なくなっているのが現状です。

ハンドセラピス®︎施術

ハンドセラピス®︎は、機械から流れる美電流®を人を介してお客様の生体電流を整える方法です。医療監修の解剖学に基づく手技で筋肉とツボにアプローチするため、結果が早いのが特徴です。自律神経のバランスを整えるだけでなく、筋肉の痛みの緩和・血流の改善や筋肉の緊張の解消・リラックス作用等の効果が期待できます。

また、ハンドセラピス®︎はオールハンドでの施術となるので、手のひらや指先がセンサーとなり、お客様の些細な不調等が瞬時に分かるようになります。さらに、セラピストに流した美電流®をお客様に提供するため、セラピスト自身も施術しながら健康的に綺麗になる点も魅力です。

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まとめ

今回は、生体電流と自律神経の関係性や生体電流が乱れる原因や整え方を解説しました。人間の身体は自律神経のバランスで調整されており、生体電流は自律神経と大きく関係しています。生体電流はストレスや生活の乱れ・電磁波等が乱れることが原因で、体調不良を起こすことがあります。生体電流を整えることは、体調の改善につながるだけでなく、ストレス解消やリラックス効果・眠りの質の向上等、さまざまなメリットがあります。1st+【FIRST PLUS】のハンドセラピス®︎資格は最短4日間で取得が可能であり、関西では最優秀マイスター賞を受賞した講師の岸本も在籍しております。1st+【FIRST PLUS】の無料体験セミナーでハンドセラピス®︎の手技を体感できるため、お気軽にお問い合わせください。